運気は、時間の流れと空間の関係を
みると、20年周期で動いています。
この20年周期で動く運気の流れは、
「三元九運」という理論によるものです。
この理論は、180年を一つのサイクルとし、
180年を60年の3つのサイクルに分け、
さらに60年を20年の3つのサイクルに
分けたものです。
この運気は、大地を流れる『氣』の周期を
表しており、現時点での三元九運の数字を
旺氣とし、次の三元九運の数字を生氣と
します。
そして、過ぎてすぐの三元九運の数字を衰氣と
し、さらに過ぎた三元九運の数字を死氣と
します。
このように、旺氣→生氣→衰氣→死氣と
『氣』の流れが変化していきます。
旺氣とは、三元九運の『氣』のパワーが
最大に強くなっている状態です。
生氣とは、旺氣の次に『氣』のパワーが
強くなっている状態です。
衰氣とは、『氣』のパワーが徐々に落ちて
くる状態です。
死氣とは、衰氣の『氣』のパワーがさらに
落ちてしまった状態です。
例えば、2020年は第8運です。
旺氣は、8となり、
生氣は、9と1になります。
また、衰氣は、7と6になり、
死氣は、5と4と3と2になります。
以上のように、この三元九運の理論に基づい
て、その人の建物の運命をみるものが、
玄空飛星派(フライング・スター)風水です。
この玄空飛星派(フライング・スター)風水を
使って鑑定するには、建物の向きを表す
「坐向(ざこう)」と建物の建設年月日や
転居日が必要となります。
玄空飛星派(フライング・スター)風水では、
建物の玄関向きだけで座向を決めるのではなく、
羅盤を使って坐向を決めます。
このように、
20年周期の運気の流れを知ることで、
『氣』のパワーをしっかりと掴みとる
ことが出来ます。