『氣』は、建物に入ってくる
太陽光によっても大きく刺激を受ける
ことになります。
特に、建物の入り口が、他のビルの影でずっと
暗い状態である場合には、建物の他の場所から
太陽の光を取り入れることが必要です。
高層ビルにおいては、上層の階にいくほど
太陽光を受けられますので、
『氣』は光の刺激を受け、
ポジティブな影響が出やすいです。
しかし、西日がひどく降り注ぐ場合などは、
ブラインドで光の量を調節して、
陰陽のバランスをとり、
住みやすい居住空間を作ることが大切です。
周囲が高いビルに囲まれて、
太陽の光の当たらないビルは、
四害煞(しがいさつ)といいます。
四害煞のようなビルは、日当たりや風通しが
悪く、社員の積極性が失われて健康にも影響を
及ぼし、会社の業績も低下傾向になります。
このように太陽光がさえぎられると、
氣が活性化されず、
ビジネスにも大きな影響がでるわけです。
例えば、北半球にあるビルで東南に高いビルが
あり、建物の東南方位に影がずっとある場合
などは、コミュニケーションが失われ人間関係
に支障をもたらす可能性があります。
したがって、北半球の建物の場合は、
他の高い建物が西北、北、東北方位にあっても
影の影響はあまり無いです。
また、南半球の建物の場合は、
他の高い建物が東南、南、西南方位にあっても
影の影響はあまり無いわけです。
このように、
会社の業績アップを目指すには、太陽の光を
バランスよく取り入れた建物でビジネスを行う
ことも重要なファクターとなります。