良い土地を選ぶときのポイントとして
重要な要素として、龍、穴、砂、水と
いう4つの条件が大切です。
「龍」とは、『氣』の流れを表す龍脈のこと
で、大地を流れる『氣』が、山脈に沿って
流れる様子が龍に似ていることから名付け
られました。
山脈を山龍と呼び、川の流れは、水龍と呼び、
くねくねと曲がりくねったものが良いと
されています。
また、水龍は、道路や線路も意味します。
したがって、平らな土地よりは、ある程度の
高低差があったほうが、『氣』が流れやすい
と言われています。
「穴」は、
龍脈を伝わってきた『氣』が集まる場所で、
龍穴のことで、地の気が凝縮された
パワースポットとも言えます。
自然な環境の中では、安全で風当りが
あまり強くない場所が良いとされています。
「砂」とは、
穴の周りの環境のことで、穴に集まった『氣』
が散らないように守っているもので、龍穴から
見て左側を青龍砂(せいりゅうさ)といい、
右側を白虎砂(びゃっこさ)といいます。
どんなに良い建物であったとしても、
周囲が騒がしく、空気が淀んでいるような場所
では、良い『氣』を留めることが出来ません。
「水」とは、
龍穴の前にある川や池、湖や海のことで、
龍穴を守っている砂の前にある水です。
つまり、『氣』が流れないように水で止めて
いる訳です。
川の場合は、龍穴を包むように流れている場合
を有情(うじょう)と呼び、良い『氣』を
留めることが出来ますが、
龍穴に対して反り返るように流れる場合を
無情(むじょう)と呼び、良い『氣』を
留めることが出来ずに流れてしまいます。
川は、道路と読み変えることが出来ますので、
道路が2つに分かれた間にある三角形の土地
や大きく交通量の多い道路に面した土地は、
『氣』が流れてしまいます。
このように、
良い土地とは、適度な高低差があり、
家の後ろが高く、前が低くく開けている
環境が理想です。