風水は、『氣』という存在を
重視します。
この世に存在する全ての物は、振動しており、
それぞれが振動して発する周波数が、
『氣』です。
そして、物質が発する周波数と
人が発する周波数が
同調して増幅することもあれば、
互いに打ち消し合ってしまうことも
あるわけです。
このように、お互いの周波数が
増幅しているような環境に
いる場合には、ポジティブな考え方が出来、
互いに打ち消し合う環境にいる場合には、
ネガティブな考え方を持つようになります。
つまり、目に見えない環境によるストレスが、
人に大きな影響を与えることになります。
風水は、占いではありません。
風水は、古来より、そこに住む人達が幸せを
感じながら住むことを目的として、
住居やオフィス、都市や国家をつくるために
代々受け継がれてきました。
そして、『氣』を読み取るには、
巒頭(らんとう)と理気(りき)を
見なければなりません。
・巒頭(らんとう)とは、
その土地の形や景色から見える『氣』を
読み取るものです。
これは、昔から災害や外敵からの攻撃を
防ぐための知恵で、どの場所に住居を選べば
良いかを過去の 経験則で伝えられてきた
ものです。
例えば、現在のハザードマップで
真っ赤な箇所は、もともと住居に
適さない場所で、過去に災害が
起きたところが多いです。
このような場所からは、良い『氣』を得る
ことは難しいと考えて下さい。
・理気(りき)とは、
方位など目に見えないものからの
『氣』を読み取るものです。
風水では、宇宙が出来る前は何もなく、
チリが漂っていたとされています。
そのチリが固まって太極(たいきょく)と
なり、それが宇宙のビックバンとともに
弾けて、
陰と陽の2つに分かれて両義(りょうぎ)と
なり、
それが2つに分かれて四象(ししょう)と
なり、
さらに2つに分かれて八卦(はっけ)
となりました。
そして、この八卦(はっけ)で『氣』を
表し読み取るわけです。
このように、『氣』は、
目に見える巒頭(らんとう)と
目に見えない理気(りき)の
2つの観点から見つめなければ
なりません