書斎は、理想としては、寝室とは
別にして仕事専用の部屋として
環境を整えるのがベストですが、
難しい場合はリビングの一角に
スペースを設けても良いです。

 

そして、集中して仕事が出来る環境を作るため
に机の上を片付けるなど、ワーキングスペース
は仕事のしやすい状態をキープしなければなり
ません。

つまり、整理、整頓、清潔の３Sが基本となり
ます。

また、机と椅子の位置は、壁を背にして坐り、
机を部屋の扉側へ向けて下さい。

しかし、スペースの関係で、壁に机をつけて
部屋の扉側に背中を向けるように机を配置して
しまうことがあります。

このような配置だと、背中に気配を感じて
しまうため、集中力が続きませんので注意
して下さい。

オフィスにおいても、社長や幹部役員は、
壁を背にして坐った方がよいです。

これは、風水でいう理想の地と言われる
「四神相応の地」にある背後に高い山（玄武）
を置くという理論によるもので、背後からの
敵に襲われないように備えなければなりません。

なお、書斎の方位は、家の中心からみて、
東、東南、南、西北が理想的です。

「東方位」は、ポジティブな行動が出来る
ため、新規事業の立ち上げやビジョンの
実現を助けるのに最適です。

「東南方位」は、人間関係を最適化し、
バランスの取れた発展が望めます。

「南方位」は、社会から注目される方位で、
クリエイティブな仕事をする人に向いて
います。

「西北方位」は、リーダーシップを強化し、
組織や部門の長にとって最適となります。

 そして、書斎に置く家具は、出来れば木製で
角ばった部分がない丸みを帯びた机が良く、
角から発せられる煞氣（さっき）を防ぐことも
大切です。

 このように、
書斎の環境によっては、決断力に
大きな差が生まれることもあります。