イオンと は、ギリシャ語で「行く」
を意味し、電気を帯びた原子や原子団
のことです。
中性の原子や原子団が電子を得たり失ったり
すると、プラスイオンやマイナスイオンとなり
ます。
大気が汚れて湿度が高くなると、空気中に
プラスイオンが多くなり身体に悪影響を
及ぼします。
肺から吸い込まれたプラスイオンは、酸素と
ともに血液中に溶け込み、血液を酸性化させ
活性酸素を増加させます。
活性酸素は、身体をさび付かせ、ガンや
心臓病、脳卒中などの生活習慣病の原因に
なると言われています。
したがって、
プラスイオンの多い場所は、出来るだけ
避けるようにしなければなりません。
逆に、
大気中にマイナスイオンが多ければ、
プラスイオンは中和されて少なくなります。
マイナスイオンが強くなると、身体を構成する
細胞の活性化が高まり、細胞の新陳代謝が活発
になり生命力が強くなります。
マイナスイオンには、血液の浄化や免疫力の
増加などの効果がありますので、病原菌の増殖
を防ぐとともに脳の働きが良くなります。
そして、
マイナスイオンは、自然の中にたくさんあり、
森林や滝の近くには、大量のマイナスイオンが
発生しています。
水は急激に微粒化されると、大きい水粒子は
マイナスに帯電して、周りの空気もマイナスに
帯電します。(レーナルト効果)
したがって、滝や噴水の近くにマイナスイオン
が多いと言われているのは、このような理由が
あるわけです。
このように、
心身の健康を維持するためには、
マイナスイオンのある空間で、
良い『氣』のパワーを取り込むことが
肝心です。