日々、淡々と暮らしていても、
人生には色々なことが起きます。
楽しいことばかりであれば良い
のですが、残念や悲しいことも
起きます。
理不尽なことで怒られたり、
大切な人を失ったり、
大事なものを忘れたりすると、
どんな人でも落ち込みます。
このような時は、
出来事の意味をよく考えると、
結果が違ってきます。
出来事には、なんらかの意味があります。
人は、孤立して一人で生活しているのでは
ないように、その出来事は、その事象だけ
が孤立して突然起こるということは無いです。
例えば、
川の流れは、一滴の水だけで存在している
のではなく、川の流れの中の一滴の水だと
考えると、人生で起きる出来事は、
大きな人生の流れの中の一瞬の出来事と
考えることが出来ます。
そう考えると、すべての出来事は、
次へ流れるための序章にすぎないのです。
つまり、
理不尽な出来事や仕打ちなど
納得がいかないようなことでも、
人生の流れから読み解くと、
次のステップを進むために必要な
過程なのです。
その時はつらくても、
あとで振り返ると、
あの時が人生のターニングポイント
であるということが多いです。
これは、点が線に繋がったと解釈すること
が出来ます。
つまり、点では見えなかったものが、
線になって見えたのです。
人生には、どうして自分だけが割を食う
というようなどん底に落ちることが
ありますが、「夜明け前は、もっとも暗い」
という意識を持ちましょう。
もうしばらく辛抱すれば、素晴らしい
朝日が昇ってきます。
「災い転じて福となす」と言われるように、
一見、悪い氣の流れが生じたと思っても、
考え方ひとつで良い氣の流れに変えること
が出来るということを肝に銘じましょう。