過去の思い出を振り返った時に、
多くの人は、辛かったことを
思い出します。
あの時は、こんな風に騙されたから、
今度は騙されないようにしよう。
とか、マイナスだったことを引きずって
いることが多いです。
確かに失敗から学ぶこともありますが、
楽しかったことを思い出して行動を
おこしたほうが、近未来に対して
楽しいイメージを持って日々を過ごす
ことが出来ます。
楽しい思い出がたくさんあればあるほど、
辛いことがあっても耐えることが出来ます。
残念なことですが、年間2~3万人の方が
自ら命を絶っています。
自殺未遂者を含めると10万人以上いると
言われています。
なぜ、死んでしまおうと思うのかというと、
楽しい思い出が、あまりにも少ないからです。
幼いときに家族とたくさんの思い出がある
と、その子供は大きくなってから困難に
耐えられるといいます。
子供の頃に楽しい幸福な体験を多く持っている
人は、「生きていれば良いことはきっとある」
という思考をすることが出来ます。
つまり、楽しい思い出を多く持っている人は、
イヤなことがあったとしても、
気持ちを切り替えて行動をおこすことが
出来ます。
すぐに悩んでしまう人は、物事を一つの方向
からしか見れなくて、一度こうだと思ったら、
そこから抜け出せません。
「今日は、楽しかった」「有り難かった」と
いうことを積み上げていけばいいのです。
だから、日記をつけるということは、
とても有効です。
日記をつけていないと、一年前に良いことが
あったとしても忘れてしまうことが多いです。
日記には、今日、楽しかったことや
有り難かったことを出来るだけ書くように
しましょう。
特に10年日記などをつけていると、
何年前の今日なにがあったかが
一目瞭然で分かります。
例えば、今日イヤなことがあって、
悪い氣に包まれていたとしても
昨年の今日、楽しいことがあった
としたら、そのときに良い氣に包まれて
いたことを思い出し、帳消しにすること
が出来ます。
人生には、良いことも悪いこともあり、
運命には波があります。
どんな成功者であったとしても
運命の波を避けることは出来ません。
悪い氣の流れがきたときに、本当の真価が
問われます。
楽しい思い出を積み重ねて、
良い氣のストックをたくさん作って、
悪い氣の流れを断ち切りましょう。